2016年9月28日 (水)

150日

 

 

午後になるとまたしても雨。

早めに仕事のキリをつけて帰宅、気分を切り替えて久しぶりにゆっくり鶏達と戯れる。 

 

 

Img_3727

 

彼女たちが(皆メス)生後2日でやってきてから、気が付けば5か月になる。

つまり、卵を産み始める目安とされる150日が過ぎた。もういつ産んでもおかしくない。食事の栄養が足りなくて遅れるのかもしれないが・・・。

しかし、まだまだ子どもだと思っていたが・・・ああ、そういや優芽もちょうどそんな時期だなぁ。う~ん重ねて感慨深い。 

Img_3726  

 

大人っぽくなったなぁ

 

Img_3733  

 

立派な乙女だ

 

 

さてと、では安心して卵を産める場所を作ってやらないと。

 

卵を産むという行為は、あまりおおっぴらににしたいことではないのだろうな。

そんな乙女のプライバシーにも配慮して・・・

Img_3729  

ははは、オレの仕事なんてこんなもんだ、許せ

大きな期待はしないで待ってるよ

 

 

続きを読む »

2016年9月26日 (月)

お元気でお過ごしください またお会いしましょう

えつおさん昨日ありがとうございます。

Img_3719

 

良く撮れていましたよ。

写真からも男のダンディズムというものが漂ってます。

風格があってかっこいい。

一方、現状どこか貧弱な若輩(いつかオレもとか思いながら、もう充分すぎるほど歳食ってるんですけどね)。対比が浮き彫りです~。 

 

続きを読む »

2016年9月23日 (金)

健康サポート

 

 

娘が風邪を引いた。

このところ気候の面でも季節の変化が著しい。

それなのに、夏野菜ばかりの献立を続けていたせいも少なからずあるかな、と思った。

これからは、大根が採れだしているので、メニューをシフトしていこうと思う。

 

 

きっと四季折々、旬と思える食材ばかりを食べていれば、体調を大きく崩すことはないんだろうと思う。とはいえ、僕の発送する「旬のセット」にしても、季節に沿った旬のものだけでラインナップを組めるわけでもない。

畑にある野菜のなかでちょうど良い時期を迎えているのはごく一部である。

「旬のセット」はそのちょうど良いものを目玉に構成するが、箱全体として季節感が詰まったものであらねば、と改めて肝に銘じようと思う。

 

  

 

家族含め、お付き合いある方に、ほんの微力でも、野菜を通じて健康のサポートができれば嬉しい。

健康が何より大事だと思うから。

1人の健康状態は、何人もの人間に大きな影響をあたえるものであるから。

 

 

 

 

Img_3709

 

こいつらも・・・

いつも空腹気味で、でも必要最小限の自然の食事を喜んで食べていて、きっとたくましく健康だと思う。

卵をがんがん産むようにならなくとも、隣人の僕は幸せだ。

 

 

天寿を全うする時まで、僕も皆様も、いつも健康でいられるように、自然とともに、季節とともに、澄んだ心で過ごしていきたいものですね。

 

 

 

 

※25日(日)、アースデイマーケットに出店します。

続きを読む »

2016年9月21日 (水)

豊作

 

 

この辺りの農家が代々”味噌豆”といって栽培を続けてきた在来種”こうじいらず”。味噌を作る際に麹が不要なほど味に深みがある、というのが名の由来という極上品種。ところが、その形状の揃いの悪さが原因らしいが、効率化の流れの中で栽培農家が急激に減少しているとのこと。

僕は味噌も作るが、この”こうじいらず”を始めて栽培した年、何より枝豆が絶品だったことに惚れ込んで、それから7,8年、ずっと作り続けている。

それから毎年枝豆の採れる時期、いろんな人に食べてもらって感想を聞くのが楽しみの1つになっている。

記憶が確かなら、かなり多くの人が、というかほぼすべての人が「今まで食べた枝豆で一番おいしい!」と言ってくれたと思う。

そうでしょうそうでしょう!と嬉しくなる。僕もそうだったので。

 

 

だから僕は、余程のことでもない限り、これからも毎年、ずっと栽培していく。

 

 

自慢でもなんでもない、いや”こうじいらず”の自慢になるのかな。それなら大いに自慢したい。

僕の手柄は何にもないが、今年は有難いことに豊作だし、こんな良いものを沢山の人に食べてもらいたいなぁと思う。

 

  

 

Img_3717

 

 

  

 

 

※今度の日曜日に開催される東京朝市アースデイマーケット に久しぶりに出店します。

この”こうじいらず”の枝豆が目玉です。

収穫は鮮度を大事に前日夕方~当日朝、採れるだけ採って持っていきたいと思います。

 

 

ご来場お待ちしています。

 

 

続きを読む »

2016年9月20日 (火)

復活へ

 

ずっと活躍してくれたズッキーニ、確かに暫く実は生らず停滞しているが、周りの夏草と一緒になって枯れゆくわけではない。

君は決して顔を上げずに堪えている様子。ギブアップしていない証とわかる。

まもなくきっと、華麗に復活するのだ。 

   

 

Img_3713_3

 

  

続きを読む »

2016年9月16日 (金)

死守したい

 

お待たせしています。

今日も落とされ食べられました。

運ばれました。

 

 

畑に隣接する林野には獣道が出来ている。

 

Img_3681  

Img_3682  

辿っていくと、ところどころに食い散らかした痕が。

キツネは注意深いらしい、落ち着けるところまで運んで食べたりするんだな。

 

 

リスク回避のため5カ所に分散している黒もちとうもろこしの作付け地、その全てをネットで囲っているのだが、まだ甘さがあった・・・。

虫害獣害仕方なし、と割り切ろうとしてしまう傾向が甘さといえば甘さ。

 

ここにきて何軒か問い合わせのメールが届く。1年間心待ちにしている方々を思うと、何が何でもという気持ちが湧き起こる。

観察してみると、どうやらネットの下ではなく上を飛び越えているようだ。

土を掘られたら対処が難しいが、上ならやりようがあるだろう。

 

 

ネットで調べてみた。ネットの上にテグスを張り、鈴を付けるという方法が出ていて採用することにした。 

鈴が鳴ると警戒して遠ざかるようだとネット上ではそうあった。

ネットの上の鈴頼み、うまくいくだろうか。

 

 

とにかく信じて取り付ける。

丁寧に。

祈りながら・・・

 

 

Img_3688  

 

 

今度こそ大丈夫だよねっと。

守ってよねっと。

 

  

Img_3689  

 

 

 ねっと。

続きを読む »

2016年9月11日 (日)

白菜栽培日記Ⅰ

 

他が忙しく、植え付け以降初めて見ました。

結構大きくなっていて嬉しい驚きでした。

やはりいいですね、自然農。

農薬肥料耕起不要、何もせずとも良く育つ・・・なんて何かで読むと素直に受け取れなかったりするのですが、目の前にある事実がそれなんですよね。 

 

Img_3676

Img_3678

虫食いはやはり少ないです。

 

・・・・

 

栽培日記といいつつも、あと収穫まですることといえばなんでしょう・・・

タイミング見計らって1度だけ株回りの草刈りをしようと思います。 

 

続きを読む »

2016年9月 9日 (金)

キツネ対策

行儀悪い犯人はキツネだった。

白昼堂々ネットをくぐって押し入り、黒もち咥えて隣接する林に運び込んでちょこちょこいいとこ食ってまた採りに来る・・・という流れ。総採り狙いか。

暫く我慢して眺め、その流れを把握した僕は、ネット内に入ったところを棒を持って殴りつけてやるつもりで、忍び足で近づいていった。

押し倒したり物色しながらうろうろしていたキツネだったが急にこっちを見た。

こういう瞬間に動きが止まる。すると反射でこっちも止まる。その一瞬にダッシュをかけられればチャンスはあったかもしれないができなかった。逃げる姿に余裕が漂っていたのが悔しい。

 

 

ネットの下をもぐられるから石や垂木をびっちり隙間なく置いて回ったが、ダメかな、甘いかな、という気もしている。

思えば少し前には鶏のために、キツネ対策に専心して小屋作りをしていた。 

土深く掘ってトタンを入れたりして、大事な鶏と同じように大事なトウモロコシも守らなきゃいけないのかな?

 

 

自然豊かな環境の中で農業ができる、と普段アドバンテージと感じていることも、実は大きなリスクを伴うわけで・・・。

今更いうことではないが、農業はなかなか大変だ。 

 

続きを読む »

2016年9月 8日 (木)

行儀悪いぞ!

 

 

今朝畑で見た光景に、思わずそう言った。

黒もちとうもろこし、色づいたものはすべて食害にあっている。

Img_3663_2  

食い散らかして!

誰の仕業か・・・

 

Img_3664

 

ネットをかいくぐった。

いつもの雉連じゃなさそうだ。

そんなこともあろうとは覚悟の上だが、釈然としないのは食べきらず相当残してしまっていること。

ちょっとかじっては他行って、みたいな食べ方気に入らないなぁ。

どうせ食べるのなら・・・もっと美味しさを感じてだなぁ、夢中で1本をまるまる食い尽くしてくれないか!

 

 

うちの鶏達はそういう食べ方をする。

だから嬉しくて売れるものでも惜しみなくあげてしまう。

喜んでもらえるなら手間暇かけたかいもある。

おらおらどっかで見てんのかこら、ダメだぞこんな食べ方じゃ!

・・・ぜんぶ早採りして鶏のために持って帰っちゃうか。

うちの子たちは色づく前のものでもきれいに残さず食べるざます。お行儀良いざます。

  

 

続きを読む »

2016年9月 3日 (土)

運命に身を任せる

 

 

 

藪の中の畑の連絡通路を歩行中、突然ばちっ!と肩付近に激痛。何かに刺された、蜂に刺された!

振り返るが見つけられなかった。

相当痛い。スズメバチじゃなければいいが・・・

オオスズメバチに2度、クロスズメバチには一度に20数発やられたこともあり、今度スズメバチ系に刺されたらアナフィラキシーショックで死ぬ可能性は低くないと思っている(検査の結果をもって医者からもそういわれた)。

 

とりあえず木陰に腰を下ろし待つ。

さてどんな反応がでるか。

間もなくぞわぞわとのぼせるような感覚がきて、それから蕁麻疹がでて、ここまで想定内だが・・・それから5分経ち10分経ち、動悸がこない。蕁麻疹も収まってきて大丈夫だと判断出来た。たぶんアシナガだったな。

大げさかもしれないが、意識の中では生死の境の近くまで数分間行っていた。

そして結局人生は続く。

 

・・・・ 

 

ちょうど最近、僕は運命論をよく考えていたところだった。

運命の創造主があらゆる決定を下しているんだな、と思っているところだった。

きっかけは、コロ(鶏の名)が、食欲もなくなり、死にかけていたとき、ミミズを食べたのはきっと本能の力だが、それは意思を超えた運命の選択だったんだと、今の元気いっぱいの姿を見ながら、ふと思ったこと。

それは「生きる」という運命の選択がなされた、ということだと。

 

 

いうまでもなく生死は自分で選択できない領域。

いや、それは生死に限らない。あらゆるものごとを考えてみる。結果について。

選択できない。

行動は選択できるが結果はできない。

となると行動の選択も運命の選択ということになるのかもしれない・・・。

 

 

とにかく、自分の領域はそれほど大きくない。

余分なことまで考えても仕方がない、リラックスして集中して人生を全うできそうじゃないか・・・。

なんかまとめ過ぎ、ありきたりな観念論、と思われるかもしれないが、運命に身を任せる数分間の体感が、今僕にそう思わせてくれる。

 

  

Img_3652

 

 

続きを読む »

2016年8月31日 (水)

831の日

野菜の日。

なぜかインプットされてしまっている。

昨日寝る前に思っていた。明日は野菜の日だ!

そして今朝目覚めた瞬間浮かんだ・・・よし野菜の日だ!

 

 

とにかく野菜に尽くす1日にするぞ!と1日草取りしてた。

Img_3649

 

他の草は抜いても僕は抜かずに土まで寄せてくれて  

随分大事にしてくれるんだね

と、ほうれん草にそんな風に気持ちが伝わったかはわからないが、優遇されていることは感じると思う。

素直に受け取ってほしい。今日からまた一段と張り切って育ってくれたなら、嬉しい。 

 

続きを読む »

2016年8月30日 (火)

食べごろだな

 

 

 

Img_3646

 

ちょうど採りごろだ菜 食べごろだ菜

この時期にしては虫食いも少ない菜 美味しそうだ菜

今日の「旬のセット」の1品目

 

人参を蒔いたところにこぼれ種の菜っ葉が真っ先に発芽して、人参発芽のころにはもう大分大きくなり、肝心の人参が埋もれてしまうので間引いておいた。

でも邪魔な面ばかりではなく、適度な葉影で日照りから守ってくれているようにも思い、適度に残して一石二鳥を狙った。

 

そしてはや収穫期!!

形は様々だ菜

交雑してるか菜

なんていう菜?

なんでもいい菜

うまくいった菜

ありがたい菜

 

 

続きを読む »

2016年8月27日 (土)

ベルナーロゼトマト2016 Ⅱ

 

 

昨夕のゲリラ豪雨は今まで経験したことのない程の恐ろしさだった。

そして週明けの台風予報が怖い・・・

 

 

ここまで好調を維持してきたトマトに受難の季節がやってきた。

 

特にベルナーロゼ、まるで桃のような甘みが感じられるトマトだが、雨ともなればとにかく裂けまくる。

出荷には到底至らないものばかりとなるから、トマトソース作りに精を出すがとても追いつかない。

 

 

でも今年は違うんだ。今までなかったものをベルとオレは手に入れた。

待っててくれるものの存在が、どれだけ勇気と喜びを与えてくれているか・・・。

 

  

Img_3620_2

  

わ~今日もきたきた御馳走ごちそう♪

みんなでべるなろーぜ!と一斉に!!

美味しそうに食べてくれる姿、ああ可愛いな。

 

 

Img_3642_2

 

続きを読む »

2016年8月24日 (水)

見落とし対策

 

 

Img_3623_2

 

ズッキーニ収穫中。

収穫と同時、僅かな時間で手際よく草むしり、は欠かさずに!

見落として採り逃すとあっという間にデカくなるから。

 

デカズッキーニは鶏が喜ぶからまあいいのだが、株が弱るのでなるべく避けたい。

 

 

・・・・

Img_3624

ザザーン

来年の種、たっぷり採れるわいsweat01

続きを読む »

口上

 

・環境に負荷の少ない農業を目指します

・自然の則に沿った栽培を心がけます

・形や大きさの均一より食べて美味しいを大切にします

 

not 向上

 

上はないです。前だけを見て歩んでいこうと思います。

 

続きを読む »

2016年8月22日 (月)

無施肥 自然栽培白菜の土壌

 

書くことが言葉足らずのことが多いのでご了承願います。

自然栽培=運任せの栽培、ダメなら肥料やればいい、と考えているのではありません。

 

 

白菜栽培について、僕自身も無施肥、不耕起で栽培することに相当こだわってきたつもりです。

1面草ふじが覆い尽くすそのスペースは年々拡張するように育ててきました。

このスペース内ではすべてが同じように地力を蓄えているとも考えられますが、実際には均一であることはないのです。自然栽培というのであればそこが醍醐味なわけですから、小さかろうが育ってくれれば良しとします。

しかしながら、もしまったく育たない作物があった時、それに対してどうするか・・・潔く(?)諦めるか、施肥するのか。

僕自身、実をいえば未だクリアな答えを見つけていないので、言えることはベクトルが現実を向いた判断でなければ、ということだけです。

 

 

 

さて、今日は台風の影響による雨でしたが(ここは全然大したことなかったです)白菜の植え付け作業、いよいよ開始しました。

Img_3608

 

 

刈り払い機でライン切り

そこに植えていく

Img_3605

 

 

土に菌類が多く芳香漂っている

よだれが出そう!(きのこが美味しそうなのではない、良く肥えている土を見ると百姓の習性として・・・)

Img_3603

 

 

 

もちろん収穫まで施肥せずとも、全てがそこそこの大きさ、そして艶々の白菜を思い描いて植えていました。 

また経過報告したいと思います。

 

 

 

続きを読む »

2016年8月16日 (火)

ベルナーロゼトマト2016

 

ベルナーロゼトマトは、こだわりの種屋さん「たねの森」で推奨している品種。

数年前から自家採種している。・・・6年前だった。

あの時の特徴を相変わらず引き継いでいて裂果は8割9割。但し味が抜群に良いから作り続けてしまっている。スぺラルと半々で。

 

 

Img_3589

 

今日発送の「旬のセット」のトマトはこれでした。

裂果していても汁の染み出さないものを選んで詰めましたが・・・。

繊細で取扱い注意、そのかわりとても美味、なんというか・・・天才肌(!?)。

さて、そんな魅力、伝わるでしょうか。

続きを読む »

2016年8月12日 (金)

無肥料栽培って

 

無農薬無肥料、自然栽培、というものを模索中という若いご夫婦が畑の見学に来てくれた。

ちょうどいいところに!とばかりに連作白菜の作付け予定地を見ながらいろいろ話した。

 

数十年耕作放棄地だった畑を借りて不耕起栽培を10数年続けている。

7年前から白菜連作であること。

栽培に関してはほとんど手を入れない。そして収穫後は放置する。

今から1月半前には草が全面背の高さまで生い茂っていたが、草刈り一つしないでこの状態だ、と言ったったら驚かれた。

 

Img_3581

大部分が枯れ草色

あの草ふじはすっかり地に伏せて種を宿している。

Img_3582

土はふかふか。

肥料分が充分に詰まっていそうだとお二人も言う。

「奇跡の白菜」の生育の様子を見に、また是非来たいと言っていただいた。

 

だけどこの白菜に関して、これまで一切肥料を使ったことはないが、場合によっては今年は施肥する可能性だってある、と今は思っている・・・「奇跡の白菜」なんていいながら、こんなこといったら驚かれるかもしれない。話は続く・・・

無肥料栽培って言葉、なんか変な気がするんですよ と僕。

肥料分があるから作物が育つわけですから・・・無施肥栽培というほうがピンとくる

でも無施肥を貫くのにならよほどポリシーがなくてはいけませんよね そこは問われますよね

自然の状態で、均一に肥料分があるなんてことはあり得ないし、場所によって、肥えててよかった!ラッキー とか、ああ、ここはだめかぁ、とか、そんな感じでいいですか?

だめなところは、だめかぁとか言ってないで施肥したいなぁ、僕なら

ただ、育つということに対する概念が普通の農家とは違うから、小さくていびつな作物が育ってるけど、そこは育ってくれればオッケーというのが僕の感覚です

普通の農家ですか?・・・そりゃあ、あれですね、常に均一にしっかり耕して、ゼロベースを念頭に肥料設計を立てていくのが常套手段ですから

上達すれば作物は狙い通り育つじゃないですか そして邪魔するものは農薬を使って駆除する

・・・・

人と話をしているとよくあることだ、人間社会の構図が浮かび上がってくる。

あえて農薬を好んで使う農家はいないけれど、社会の求めに応えるためには必要不可欠なものとなっているという現実。

なぜなら、世が認める商品がそういうものだから・・・。

もしこの社会の歯車から、少しでもはみ出すつもりがないのなら否定もできない。

もし疑問を抱くなら、独歩する人にならなければと思う。

但し、折り合いながら・・・農家として歩むなら、作物が出来ない、だめかぁ、ではいけない。とりあえず作物は育てて社会参加しなくては。

続きを読む »

2016年8月 6日 (土)

森の圃場にて

 

暑い暑いと皆が言っている中で、快適に作業できました!なんていうと、よほど天邪鬼だと思われるが・・・。

 

ここは、信州の標高750メートル、森の中の圃場、通称森地(もりっち)。

Img_3562

 

放棄林と化していた畑を、木々に囲まれるようにイメージして開拓した畑。

夏の炎天下や秋の台風時には特に違いをみせてくれるのだ。

ここでは晴れて暑くなるほど能率が上がる。唯一難題の蚊の大群がお休みなので。

 

 

こんな日は草取りが気持ちいい。

取ったそばからたちまち枯れていく。

 

さてと・・・そういうわけで、あきらめてはならぬと再挑戦だ!しょうがないなんて簡単に言っちゃいけない。

Img_3563_2

Img_3566

Img_3564

Img_3565

 

しょうがないと諦めかけられたしょうがが日の目を見たところ。

だが土に還ってゆく仲間も多数。

どんな気分かな?

謝ったけど。

 

まあしょうが仕方がない。暑い日が続く間、草取り頑張ることで供養になれば。

Img_3569

取った草も土へと還り糧となる

畑で作物が育つのも・・・数限りない死の上の繁栄なんだ

 

続きを読む »

2016年8月 5日 (金)

スぺラルトマト2016 Ⅲ

 

 

4種類のトマトを自家採種して作っているが、スぺラルにはやはり特別な思い入れがある

スぺラルというのは僕の命名で。

スぺラル=スペシャルでナチュラル

スぺラル=乗り越える

という意味。

 

さて、いよいよ収穫が本格化してきた。

 

Img_3551_2

 

  

あの時の印象にあった特徴が脈々と受け継がれている。

しっかりした皮と自然な甘さ。

今日発送の「旬のセット」の目玉でした。

 

 

雨に弱いトマトの栽培では、家庭菜園をする人でさえ大半は雨除けを使うようになった。

でもこのトマトは違う。長い間、露地の自然の中で栽培されるために特化されてきたのだから。

ゲリラ豪雨さえ乗り越えてくれる!

  

続きを読む »

2016年7月31日 (日)

7月のエネルギー

Img_3541

 

 

朝一から夏らしい太陽が照り付け、それでも気温としては最高32℃位、少し風があり、僕にとって最高の仕事日和は今日みたいな日だ。

 

いくつになってもそう思える自分でいられたらいい。真夏の充満したエネルギーと張り合うことを楽しみにしていたい。

 

 

そして明日から8月。

まもなく立秋。

感じるのは、若さを失う感覚に似たもの哀しさ。

7月最後の夕焼けを見ながら思う・・・とてつもないと思うほどの仕事量と日の長さ、それについていける身体でいつまでいられるかな・・・。

  

 

 

7月のエネルギー。

それを凝縮して最も感じされてくれるのが、何といっても草の旺盛な生育量。

ほんとにちょっと目を離したすきに・・・だ。驚いてばかりいる。

他の仕事をしていても、見てしまえばほおっておけずケアに追われる。

だから予定していた作業が予定通りにいかなかったりする、だから見ないようにすることも多い(確信犯)・・だめじゃん。

Img_3532 かぼちゃ

Img_3528 ショウガ・・ない

Img_3529 救出できたのは・・わずか数本、あちゃ~

・・・ともあれまあ今日も1日草と格闘織り交ぜながら、人参蒔き、ジャガイモ堀り、夏野菜の収穫出荷作業をし、草刈機を回し、サトイモ、ネギに土寄せし・・・力出し尽くし・・・。さ、1日、1月お疲れさん!プシュ!(炭酸水)自分に乾杯。

 

・・・・

 

忙しい時間の合間、

Img_3536

今月の初めから、庭の手作り鶏舎に移した鶏達のノビノビ育っている姿を見ることが、何よりの癒しとなっている。 

Img_3534

 

 

 

普通の養鶏ではまずヒヨコの頃に嘴を切られてしまうそうだ。

だから自分の嘴で草や虫を啄むこともできない。

尻つつきといって、ある1羽を他の鶏が嘴でつついて死に至らせてしまうことがあるかららしい。

その1番の要因はストレスだといわれている。

 

そりゃ、ただ卵の生産の為だけに生かされる鶏生なんてきっとストレスいっぱいだろうな。 

 

Img_3524_2

そんな思いはさせないよ、それに卵産まなくなった後だってずっと癒してもらうからね、よろしく!ヒメ、スズ、プク、ピヨ、チビ、コロ 

 

 

 

続きを読む »

2016年7月27日 (水)

黒もちとうもろこし2016

 

スイートコーンと比べると、こっちの方がだいぶ大きくなります。

化学肥料農薬不使用の栽培に向くのがこっちであることは間違いないでしょう。

東北地方で栽培していた方から種を分けていただいて以来、もう12年自家採種して栽培を続けています。

毎年夏が近づくと、いつもの方々から連絡を頂きます。

今年もありますか?出来はどうですか?1年長かったです!

・・・

お互いが元気でまた1年経ちました。なんだかジーンとします。頑張ろうと思います。

 

Img_3513

 

まもなく収穫!

生育はまずまず。

ここ数年みかけなくなっていた強欲雉連がまた畑周辺に戻ってきたのでネットを張りましたが、さて。

 

続きを読む »

2016年7月25日 (月)

価値感は多様

猛暑の続いた夏の始まりから一転、秋を感じるような涼しさが続いています。

今日の雨は冷たく、秋雨のような風情でした。

畑の様子はというと・・・

7月初旬以降夏野菜の収穫が順次始まり、ズッキーニ、きゅうり、なす、それにトマト、スイートコーンといったところが採れ始めました。ピーマン、オクラは来週でしょうか。

 

Img_3476

 

 

Img_3447

 

Img_3481_2

Img_3479

子どもの夏休みも明日からですが、これから夏本番!と畑も熱く盛り上がっていきたいものです。

 

 

・・・・

 

さて、今日話題にしたいのは、実はこれ毎年1番人気なのかもしれない、小さなスイートコーンのこと。

先週お届けしたお客様からは、有り難い絶賛のメールが届いた。

美味しすぎる!と。

 

今年は例年以上に小さいがそれがいいのか・・・肥料分の少なさゆえか虫食いはなし、あまりに小さくてかカラスや雉も食べに来ない。

Img_3471

 

 

このスイートコーンから諸々考えてみた。

つい先日には、もうピンポン玉みたいに小さいのしかないんですが、と言ってお届けしたタマネギをやはり絶賛してくださった方がいた・・・そんなことが立て続けだったにあったので。

 

 

 

当地は高冷地ということで甘さ抜群のスイートコーンは特産品の1つであるが、この作物は通常化学肥料&農薬ありきである。

勿論散布される殺虫剤は人間の健康に直ちに影響を与えるものではないものだろうし、量の規定もあるのだろう。 

心配ないって!何より甘いし生でもいけちゃうよ!(安心安全)と一声で、この時期の農産物直売所に山のように置かれるスイートコーンはみるみる売れていく。

 

 

農薬使用なし、なんて不可能・・・ 地域の直売組合の会合に出た時そんな話が出ていたが、僕は1人首をかしげていた。何かを言う勇気はなかったが。

もっとも元々農業は人間の欲を満たすために発展してきたものだから、そこであまりきれいごとは言いたくない。自然の許容を得られる範囲であれば、欲を満たすためのいろいろな試みがあることは人間という特殊な生物の自然の発露であると肯定したい。

それに、代々地域を守り、日々真摯に田畑に向かう技術も高い先輩方に対し、自分が自然に沿った農業を心掛けているからといって一段上だとか偉いというつもりもない。

だけどリスペクトし過ぎてたかなと最近少し思う。

売れるものを作らなければいけない、人が求めるものを作らなければ、プロ意識を持って・・・、というが、求められているのは大きくて形の良い、良く揃った野菜だろうか・・・。確かにそれを求める人は多くいるだろう。でも他のニーズも沢山あるだろう。そういう意識の浸透が、プライドが邪魔をするのかこの地域では少し遅れているのかな、と思う。

大分前の話だが、人参の間引いたものを持って行った直売所で「ゴミ持ってくんな」とあしらわれた。曲がった胡瓜を持っていって「なんだこれ、畑に捨てとけ」といわれプロ意識が足りないかと考えたこともある。

 

同じ土俵に立ちたい気持ちもあったが、立つ必要もないなと最近はまた腹をくくった。 

 

 

農業を人の身体の土台となるもっとも根源的な産業として考えてみればいい、健康に生きること、病気を患うこと、その命運を握っていると。

そのやりかたでそんな収量で人口分の食料が賄えるのか、といわれればイエスという。

小さいから、曲がっているから、虫食いだから捨ててしまう、とかしなければ大丈夫だから、という。

消費する人々の中に多様な価値観が広がっていることはわかっている。 

生産する農家が少なくとも価値観の多様性を許容できなければ先はないと思う。

僕は考えた。ここで猫被ってちゃいけないな、もっと自分なりのポリシーを表明することも大事、前に向かうべき・・・。

 

続きを読む »

2016年6月30日 (木)

ジャガイモ収穫

のまず1発目。

今日収穫したのは、霜で葉が枯れてしまい生育がストップしたものなので小さな芋だ!

全体の3分の1ほど。 

 

Img_3437

芋掘りは1人でやってもちょっとしたイベントだと思う。パチンコ玉大、ビー玉大、ピンポン玉大、スーパーボール大、鳥の囀りが賑やかな畑でせっせと掘りまくる!

 

Img_3439

 

 

 

 

当たりはピンポン玉。

これが出ると思わず声が出る。

1度、野球のボール大を掘り当てたと思って樹上の鳥がびっくりするぐらいの大きな声が出たが石だった。・・・大当たりはなかったがそれもよし、次回の楽しみにとっておこう

 

 

 

さて、早速ディナーには例年より早いこの新じゃがを生かしたメニューを!

 

Img_3441

しゃきしゃきレタスチャーハンと掘りたて新じゃがボール

 

続きを読む »

2016年6月23日 (木)

旬のセット

 

毎日収穫、今日の旬のセットは・・・ 

 

Img_3428

アカザ、豌豆、スベリヒユ、キャベツ(は穴だらけ、青虫が旬)、あと定番のハコベ、ヨモギ、スギナ。

 

健康な身心のための大事な緑餌である。

命あるもの、旬のもの、その活力を身体に取り入れることがいかに大事か、健康に育つとはどういうことか、ピュアな感性がそれを示してくれる・・・ややこしく社会が絡む人間の子育てと違い、より明快に。

一時危険な症状を見せていたものも、生きたミミズを食べた時から奇跡のように回復し飛び回っている。

 

 

君たちをもっと知りたいな。

離れたところにある感性をもっと近づけたいな。

学びと癒し、これからも与え続けてね。

Img_3430

続きを読む »

2016年6月10日 (金)

今日の畑の様子

Img_3401_3

 

 

雨降った翌日の晴天というのはほんとに気持ちのいいものです。

畑に来るとなおのことそう感じます。

今日は気温がとても上がりましたが、1日を通して快適指数90パーセントという爽やかさでした。

昨日の雨は僅かな時間だったので、土の中まで浸みるほどの雨量ではなかったですが、それでも畑の生き物たちにとって恵みの雨であったことは眺めてみて一目瞭然でした。

 

といっても、畑に着いてまずひときわ目を引くのは、この草藤です。

Img_3402_2  

この一帯ですが、花を観賞する、白菜を植える、収穫する、ほぼそれしかしない場所です。

草刈りさえほとんどしません。

この畑を使い始めて12年、耕作放棄地時代から数えるとおそらく30数年、豊かな営みの蓄積を重ねている場所、ここでできる白菜を”奇跡の白菜!となんどか書いたことがありました。思い入れがあるスペースです。

2か月後この草藤が枯れて地に伏す。その頃にはまた写真アップしてみようと思います。作付け準備は完了、という図を。驚きますよ。

 

 

・・・

続いてレタス類。

Img_3405

Img_3406

Img_3407

生き延びたズッキーニ。

Img_3408

小麦

Img_3409

 

竹支柱 フォァ 豌豆、胡瓜

Img_3415

Img_3417

Img_3416

 

 今日の畑の様子でした!

続きを読む »

2016年6月 9日 (木)

一息入れて・・・

 

6月3日の遅霜は思った以上のダメージでした。

ジャガイモ、枝豆、サツマイモ、ズッキーニ、オクラ、唐辛子、落花生、トウモロコシ。

4日にひよこ、(ではなくもう中雛ですが)の体調不良が発覚。調べてみてマレック病と思われる危険な症状だとわかりました。

ここにきて結局今年も干ばつです。定植後の作物は青息吐息、生育は停滞気味です。

 

 

 

生き物と接する日々について考えました。

飼うということ、栽培するということ、それはその生命の生死に積極的に深く関与する行為だと思います。

その一挙手一投足に心が揺すぶられます。関与しているのはこころなのだとわかります。

なぜなら人間は日常的に、生命の生死と当たり前に接して生きているのだけど、無自覚にのっぺりと生きていられるのだから。

我々の生命は別の生命の死がもたらしてくれているものであって、すべて生命の生死が流れの中にあるのだと理屈の上ではわかっていても、そのことで感極まったりなどはしないのだから。

 

こころといういいものを人間は持っているけど、そのために苦痛が生まれてしまうんですよね。

数日、少し鬱でした。

 

 

・・・・

 

 

雨が止み薄日が差してきました。

今日、降りそうで降らなかった待望の雨がお昼から降りました。このお湿りで作物と共に一息入れることができました。

うまくこころをコントロールして人生を素敵なものにしたいですね。(と突如まとめてしまいました・・パソコンに向かえる時間はかなり限られています)

 

 

続きを読む »

2016年6月 3日 (金)

今日の畑の様子

 

畑に向かう6時、県道の寒暖計は7℃の表示。

無風快晴、放射冷却炸裂の朝。

おそらく日の出直前の2時間前には5℃ぐらいではなかったか。

とすると怖いのは我が畑に点在する霜道・・・と思っていたら案の定・・・

やられてた。

 

じゃがいも

Img_3366

  

トウモロコシ

Img_3371

  

ズッキーニも

Img_3370_2 

・・・・

いや、まあ・・・

致命傷とまではいっていないと信じ、よいところを見ていこう!

 

 

note

ベストビジュアル賞

ノミネート

 1収穫直前のニンニクスペース

Img_3364

この感じ いい感じ

 

2今年もこだわりの竹支柱 旬のスナップ豌豆 

Img_3367  

年々組み方しっくりきてる

 

 

3今朝の冷え込みも最高のスパイスに 旬の山東菜 

Img_3362

生サラダでむしゃむしゃ食べるもよし

 

うんなかなか・・・甲乙つけがたい。

 

 

早いもので今年も半分近く6月に入りました。梅雨の前の爽やかな、畑も美しいとても良い季節です。

お届けの旬のセットが、4月のカンゾウ等の野草中心から、5月の山ウド等の山菜中心(野→山)そしていよいよ野菜中心(山→野)へと移ろいます。

作業量は非常に多く、長時間労働の季節ですが、そこに喜びを感じながら頑張りたいと思います。

 

 

続きを読む »

スぺラルトマト2016 Ⅱ

 

Img_3357

よくぞ乗り越えた!

得たものはきっと大きいぞ!

 

 

※今ごろ言ってます・・・3日前に久しぶりのお湿りがありましたが、この写真はそれ以前のものです。

雨降らず、水やりせず、でしたが自力で根を伸ばし起き上がりました。

如雨露で水やりすれば、それで済むこととも考えられましたが、どうも僕にはリスクを好む・・・というか、リスクの気配があるとそこを避けてはいけないのだ、と考えるような妙な癖があって、そこにちょっとした充実感や自己満足、そして大きなリターンに対する期待感を得られるからだと思いますが、ともすると所謂精神主義に向かうのかもしれません。

それを他者に強要するのはお門違いとも思いますが、物言わぬ野菜に対しそのようにしてしまいがちです。ただ、守りすぎは罪だという意識は明確にあって、人間に置き換えますが、学校の教師、部活の指導者vs保護者の問題などをいろいろ見聞きするにつけ、今は過保護な親が多すぎやしないか、と考えたりします。人それぞれといえばそれまでですが。

続きを読む »

2016年5月23日 (月)

スぺラルトマト2016

 

 

スペシャルでナチュラルな種を受け継いできたsuperar(スペイン語で乗り越えるの意)トマト3代目。

浅植えしすぎたところに炎天下が続き、気の毒な状態になっているが、あえて水やりはしないでおいた。

大丈夫。きっと乗り越えてくれる・・・。

 

Img_3339

さあ頑張れ、ここを乗り越えるんだ!

 

 

精神論は今や悪以外の何物でもないように言われるが、そこに全く価値がないとは思わない。

 

・・・そんな栽培夫をもってしまったスぺラルトマト。 

 

 

続きを読む »